院長ブログ

2017.01.20更新

syougatu2 新年おめでとうございます。皆さんのお正月は如何でしたでしょうか。

 さて昨年を思い起こしますと、イギリスのEU離脱、アメリカ大統領にはトランプ氏が当選と、正直なところ想定外の選択がなされたことに驚かされました。また国内では熊本地震、舛添都知事の辞任等々、まず余り嬉しくはない出来事が頭に浮かんでしまいます。ともあれ梶本クリニックに目を転じれば、管理システムのオンライン化が一歩前進し、一昨年から取り組んできた運動療法や、皆さんにお願いしている家庭血圧の測定も定着しつつあることなど、これまでに想い描いていた診療構想が着実に一歩前進した一年であったように思います。あるいは私たちの様々な経験を幾つかの学会や研究会で報告する機会に恵まれたことも喜ばしいことでした。
 そして本年は私の医師人生の30年目となります。この間に医療現場での様々な変遷を経験してきましたが、中でも最近10年ほどの医療の進歩は目覚ましかったように思います。たとえば様々な糖尿病治療薬や、癌・リウマチの分子標的薬といった新しい概念の薬剤が雨後の筍のように上梓されました。今後、iPS細胞が活用されれば更に加速度的な速さで新薬が開発されていくことが期待されます。また私の専門である泌尿器科領域ではロボット手術も一般的となってきました。それでは透析領域ではどうでしょうか。正直なところ、「血液を浄化する」という狭い意味での透析に関して飛躍的な進歩は思い浮かびません。残念なことですが腎移植に関しても然りです。しかし透析合併症の治療や予防に関しては様々な試みがなされ成果をあげています。たとえば患者さんが透析を受けながらペダル漕ぎ運動をしている姿など、以前では想像もつかなかったことです。多様なリン吸着剤が開発され、「食べられない」食事制限から「しっかり食べる」食事療法が注目されるようになりました。新年も、こういった医療の進歩に遅れないよう研鑽を重ねつつ診療に取り組んで行く所存でおります。皆さんに御協力や御不自由をお願いせざるを得ないこともあるかとは存じますが、ホームページの冒頭に掲げました「いつまでも元気でいてほしい」というフレーズを念頭に置きつつ、医療の質の向上を第一に、そして少しでも快適に過ごして頂けるような環境づくりに邁進して参ります。どうか新年も宜しくお願い致します。

 

平成29年1月

 

院長 伊藤 聡

投稿者: 梶本クリニック

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