| 看護部長 |
看護部長
選ばれるクリニックが目標です
こんにちは。梶本クリニックの看護部長を務めております川上と申します。大阪厚生年金病院の看護専門学校を卒業後、同病院で梶本先生と職場を共にしました御縁で、昭和63年6月より当クリニックに勤務しています。早いもので20余年が経ちましたが、入職当時から現在も通院されている患者様が何人もいらっしゃいます。
透析施設では患者様とスタッフが週3回、変わらぬ顔ぶれでお会いすることになります。しかし、これほど頻繁に顔を会わせていると家族のような感覚になってしまい、ともするとお互いの甘えやわがままを出してしまいがちになります。長い間のお付き合いですから、スタッフと患者様がお互いに思いやりを持って接することが大切なのは勿論です。かといって慇懃無礼なまでの言葉遣いが必要なはずもなく、時には厳しい言葉をお掛けすることもありますが、ほどほどに「良い加減、バランス」がとれたコミュニケーションを作っていくように心掛けています。
さすがに長く勤務を続けていますと、患者様の体調のみならず御気分まで分かるようになってきました。しかし、その反面で心配りの足りなさに反省させられことも少なくありません。たとえば御家族から「家に帰ると愚痴ばかり言っている。」とか、看護助手から「飲み残した薬が通院用袋の中に沢山余っています。」、送迎車の運転手から「足元が危なくて転びそうになっています。」といった情報を耳にすると、何故、もっと早く気付かなかったのか・・・、もう少ししっかりと患者様のお話を聞いていれば・・・、と後悔することもあります。あるいは患者様から「何のために生きているのか?先も見えない、生きる目的がない。」などと投げかけられ、返答に窮してしまうこともあります。ですから患者様のお言葉や御様子には、常日頃から医師とは異なる看護師の目線で細やかな注意を払うように努力しています。透析患者様が大なり小なりの心の葛藤を抱えていらっしゃるのは当然のことであり、とても十分とは言えませんが、医師や看護スタッフ、そして御家族とも協力しながら少しでも問題解決を図るように努めて参ります。
また、より良い透析医療にはスタッフの努力は勿論のこと、患者様の正しい自己管理が不可欠なことは言うまでもありません。そのためにはスタッフ全員が患者様の心身両面を正しく見極めることができる「眼」と「耳」、そして豊富な「知識」に裏付けられた「触覚」を養い、適切なアドバイスを発信することが皆様の透析ライフをお手伝いする上で重要なポイントとなります。当クリニックの看護師、臨床工学士、看護助手、医療事務員といったスタッフには10年以上も勤続するベテラン職員が少なくありません。また最近の患者様の増加に伴い若いスタッフも増員して新鮮な視野を保つ努力も怠りません。ベテランの経験に加えて新人の斬新な意見にも耳を傾け、最新の透析医療と眼前の透析患者様を見つめ続けることで患者様のニーズにお応えできる、そして選ばれるクリニックとなるように努力して参りたいと思っております。
梶本クリニック看護部長川上喜代美









