人工透析は大阪市福島区の梶本クリニックへ
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院内委員会活動

当院では全てのスタッフが、院内委員会活動(感染対策、事故対策、防災、接遇)に参加しています。日頃は各々の委員会毎に活動し、3ヶ月毎の合同会議で成果を報告しています。各委員会の活動内容を御紹介しますと、

感染対策委員会

感染対策委員会は診療に伴う院内感染の予防と施設内の衛生管理を目的として活動しています。たとえばアメリカ疾病予防管理センター(CDC)基準に準拠した当院独自の感染対策ガイドラインを作製し、特に入職者には重点的な研修を行って周知徹底を図っています。また患者様の休憩室やトイレに至るまで院内の衛生状態を監視し、清掃や消毒に対する提言を行っています。これらの活動内容は2ヵ月毎の定例会議で討議され、問題点の見直しを行うとともに、感染対策関連の研究会、公開セミナーには積極的に参加して最新情報の取得に努めています。

一方で患者様に対しても、正しい手洗い方法を御指導するといった試みも行っています。手洗い後も皮膚表面に残存する細菌に関する調査を行い、この結果を学会でも報告しました。

事故対策委員会

事故対策委員会は、より安全な透析医療を提供するためのリスクマネージメントを行っています。院内で発生したすべてのインシデントやアクシデントは収集ソフト「どっきり!ひやり」に掲載されますので、一覧として表示することができます。そして各事例について考えられる要因を列挙し、SHELL分析を行っています。これは多岐にわたる事故要因を、

  1. 形にならないソフトウェアの要因(Software)
  2. 形のあるハードウェアの要因(Hardware)
  3. 環境の要因(Environment)
  4. 当事者以外の関係者の要因(Liveware)
  5. 当事者の要因(Liveware)

に分類し、どこに問題があるかを見極めようとする手法です。毎月の定例会議には10件前後の事故事例が報告され、SHELL分析結果に基づいて改善策が協議されています。そして新たなマニュアルを作製して関連職員に周知徹底することにより、医療事故ゼロを目指しています。

防災委員会

防災委員会では火災や震災といった災害が発生した際に、被害を最小限に抑え、その後の透析医療を出来る限り円滑に継続させることを目的とした活動を行っています。
 
 たとえば避難経路、避難器具、災害時持ち出し物品、緊急時連絡マニュアル等の整備・点検・更新を行います。最近では蓄光テープによる避難経路の表示や、歩行困難な患者様が座ったまま階段を避難できるEVAC  CHAIRを導入しました。スタッフに対しては、「防災対策マニュアル」を作製して緊急時の対応を統一しています。また患者様にも、より平易な内容とした「防災の手引き」や、災害時に止むを得ず他院で透析を受けるために透析条件を記載した「人工透析カード」を配布しています。
 
 ひとたび災害が発生すれば患者様の御協力も必要不可欠となります。そこでスタッフによる避難訓練以外にも、患者様にも御参加頂く避難訓練を毎年実施しています。また毎年2回、防災週間と防災ボランティア週間内に災害用伝言ダイヤルの練習も行っています。
 
 今後ともハードウェアであるクリニック設備の充実、ソフトウェアであるスタッフの災害対応力の強化、そして患者様の災害に対する意識向上を三位一体とした防災対策に取り組んでいきます。

接遇委員会

接遇委員会では、より気持ちよく透析医療を受けて頂けますよう「マナーと気遣い」について話し合っています。また院内意見箱の設置はもちろんのことですが、1、2年毎には全ての患者様を対象に満足度アンケートを実施し、問題点の洗い出しを行っています。例えば「ベッドの書類棚にファイル類を出し入れする音が気になる」との御意見には、棚にスポンジを貼付するといった対応を行いました。また患者様体験と称して、スタッフが透析ベッドに実際に臥床する試みも実施しました。腕を固定された状態で4時間、透析中の患者様と並んで臥床することで、患者様目線から問題点を探ろうとするものです。

今後とも、何かお気付きの点がありましたら、お気軽にお声を掛けて下さい。

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